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本『世界の絵本・児童文学図鑑』

 図書館に入ってすぐ、新刊コーナーのところを通りすぎようとしたら、この本が目に入りました。
 図鑑という名だけあって5センチはありそうな分厚さ、そこにこのタイトルがきたら、そりゃあ目に留まりますわ。手にとりますわ。

 書影からおわかりのとおり、元は英語の本です。イギリスかな? 監訳者覚え書きを見ると、紹介されている本を読んでみようと思う読者のために、邦訳がある本の情報にこまかく気をつかったそうで、これは手間がかかってる。というか、1001冊の本を選び抜いた原書自体、すごい労力だ……。しかも、『墓場鬼太郎』までとりあげられている、とある。まんがも含めて、なんです。
 それで、おお、日本のはどんなのがあるのかなーと、人名索引を見てみると、うーん、面白い。

安野光雅
佐野洋子
せな けいこ
手塚治虫
鳥山明
藤子不二雄
まどみちお
水木しげる
宮崎駿
宮沢賢治

 どの作品が選ばれているかは、ぜひご自身で確認してみてください~。ほかに作者不詳として、おとぎ草紙と桃太郎がありました。わたしとしては佐野洋子さんの『100万回死んだねこ』が熱っぽく紹介されててニヤつきました。

 さて、こうなるとドイツ語ものがどうなっているか気になる。調べてみましたよ、原題がドイツ語になってるものを。
 結果は、さすがに日本より多いですね、50冊。そのうち邦訳が出ているのが34。日本の児童書業界はすごいですね。全体をばーっと見ても、1001冊のうちかなりが訳されてます。

 ドイツ語圏の作品、せっかく調べてメモもとったのですが、ここに全部書きだしてしまうのも気がひけるので一部だけ。

 まずは絵本が6冊。

Die lustige Tante
ねこぼっこ
Was denkt die Maus am Donnerstag?
にぎやか色のちび
おやすみ、くまくん
うんちしたのはだれよ!

 グリム童話、ヴィルヘルム・ブッシュ、ハイジ……あたりの古典から、わたしの好きなホッツェンプロッツとフンケももちろんあります。ケストナーは1冊、エンデが2冊。この2冊って、あれとあれだと思うでしょうが、それじゃないんですよ。
 登場数が一番多いのが、共に3作の、クリスティーネ・ネストリンガーとユッタ・リヒター。すみません、両者とも知らなかった。面白そうなので読みます。

 ほかに現代の作品で、邦訳があるのは、
赤いUの秘密
ひいおじいさんとぼく
おばあちゃん
日曜日だけのママ
海賊の心臓
幸せを待ちながら
67番地の子どもたち
赤毛のゾラ
あのころはフリードリヒがいた
あの年の春は早くきた
みえない雲
世界がまだ若かったころ

 50冊のリスト見たいひとがいたら、送りますよ?  

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プロフィール

  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
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    ドイツ語圏のミステリーなら
    ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』
    がおすすめです。くりかえし読んでます。

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