« 久しぶりに | トップページ | 目線を逆に »

本 『HARIBO占い』

さて、タイトルの本です。
初の訳書になります。4月末に出ました。
内容はそのまま、HARIBO のグミを5つ引いて、その色の組み合わせで占うというもの。
虚実とりまぜたエピソードを入れながら、おかしく、ときにシビアに占ってます。わたしは翻訳中、著者のディートマー・ビットリッヒのことを心のなかで「おちゃめなおじさん」と呼んでいました。
(グミで占うという発想も、著者の語り口もなかなかにふざけてますが、言ってることは非常にまともですよー。くりかえし出てくるのは、自分から行動する、自分を認める、こびりついた自分を邪魔する考えを整理してすっきりさせるといった、まあ、軸を自分に移そうよって話。それにいろんな人や小話をからめて書いてるから、ふつうに読んでも楽しめると思います)

今回のは、以前、短期の文芸翻訳講座に通ったことがあって、そのときお世話になった翻訳会社さんからお話をいただきました。
占いの結果を全部読むというのもなかなかないもんです(しかも126通りある)。「明快」とか「制約」とか抽象的なキーワードもいっぱいで、どれにしたら一番伝わるのか、訳語の統一もあって考え込みました。
下訳の経験はあったけど、本を1冊訳すのは独特のプレッシャーで、新聞広告で翻訳書を見るたびに「みんなこんな大変な思いをしてできてるのねー」と思ったり(←一緒にするな)。
いろんな人の力があって、総カラーのかわいい本ができました。
こちらのサイトからお試し占いもできるので、よかったら占ってみてください。
ちなみにわたしは一番確率が低いという各色1つずつの組み合わせを引きました。


ディートマー・ビットリッヒ 著
長谷川 早苗 訳
阪急コミュニケーションズ

« 久しぶりに | トップページ | 目線を逆に »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56001/51563437

この記事へのトラックバック一覧です: 本 『HARIBO占い』:

« 久しぶりに | トップページ | 目線を逆に »

プロフィール

  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
    読んだドイツ語本のリストはこちら

    出版翻訳について知りたいなら
    翻訳家のひよこ(ひよこの心得)
    ドイツ語圏のミステリーなら
    ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』
    がおすすめです。くりかえし読んでます。

    メールは hasefutaあgmail.com まで。

    <訳書>

    裏話はこちら

無料ブログはココログ

最近のトラックバック