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映画 『ウェイヴ』

 今年もまた高崎映画祭の季節です。ドイツ映画がやっていたので、観てきました。

 ユルゲン・フォーゲル主演の『ウェイヴ』です(原題は "Die Welle")。アメリカで実際に行われた心理実験を基にした映画。と言われると、数年前にあったドイツ映画『エス(原題"Das Experiment")』を思い出す。あれは面白かった! 『エス』が刑務所を模した実験で、尊大になっていく看守側と卑屈になっていく囚人側の対立を描いていたのに対して、この映画では、高校の教室で独裁制を再現する。しかもそれを、ナチスの悪さをさんざん教わってきたドイツの学生ってところにもってくるんです。「ドイツでそんなのもうありえないよー」なんて言っちゃってるようなところにです。期待するじゃないですか。わたしはしましたよ。オフィシャルサイトを見れば、『エス』より面白いよ~みたいなこととかいろいろ書いてある。

 そしてわたしは失敗しました。観る前にちょっと情報を入れすぎた。期待しすぎた。そんなことをしたらね、「あれ、もっとすごいと思ったのにな」ってことになるんです。
 だってね、反対する子もいるんだけど、わりとすんなりいっちゃうんですよ。わたしとしては、もう少し、生徒たちのいろんな反応と先生の気持ちの変化を見たかった。せっかくドイツにした辺りをネチネチやってほしかった。

 意外だったのが、最後の先生の奥さん。あー、離れていっちゃうんだろうなあと思ってたら、並んで歩くなんて予想外でちょっと感動的ですらありました。

  

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プロフィール

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