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映画 Winterkinder – Die schweigende Generation

 映画館Cinema Quadrat Mannheimのニュースレターからの情報。

„War Großvater ein Nazi?“ Regisseur und Autor Jens Schanze (Jahrgang 1971) stellt diese Frage seiner Mutter. Und seine Mutter antwortet. Ihre Entscheidung, die kritische Beschäftigung mit der Person ihres Vaters zuzulassen, bringt unverhofft Bewegung in scheinbar festgefahrene Familienstrukturen. Es wird offenbar, daß dicht unter der Oberfläche der täglichen Normalität seit über 60 Jahren ein bisher unverarbeitetes Trauma schlummert. Der Dokumentarfilm WINTERKINDER ist die Auseinandersetzung mit der eigenen, ganz persönlichen Geschichte. Jens Schanze erforscht das Familiengedächtnis seiner Eltern und Geschwister über einen Menschen, der noch vor seiner eigenen Geburt starb: eine Spurensuche des Enkels nach der Vergangenheit des Großvaters, nach der Herkunft seiner Mutter und nach der eigenen Identität.
Preis: Special Jury Mention vom Festival de Films de Montréal. Prädikat: Besonders Wertvoll.

試訳
「おじいさんはナチだった?」映画監督で作家のJens Schanze(イェンス・シャンツェ、1971年生)は母親に尋ね、母は答えを返した。自らの父親が批判的な形で映画にされることを母は認め、この決断によって、停滞して見えた家族の有様が思いもかけず動き出す。六十年以上も日々続いてきた普通の暮らし、そんなうわべのすぐ向こうには、それまで手つかずのトラウマが潜んでいたことが明らかになっていく。ドキュメンタリー映画『Winterkinder』は、自らのごく個人的な歴史に取り組んだ作品だ。自分が生まれる前に亡くなった人物について、シャンツェ監督は両親や兄弟の記憶を探っていく。それはつまり、孫による祖父の過去の痕跡探しであり、母が生まれた経緯、そして自分のアイデンティティーを追求するものであった。
受賞-ニュー・モントリオール国際映画祭 審査員特別賞
評価-大変に価値ある作品

監督-Jens Schanze
出演-Antonie Schanze, Horst Schanze, Kerstin Schanze, Bärbel Schanze, Annette Schanze, Andrea Schanze, Edith Lehmann
ドイツ 2005   http://www.winterkinder-film.de/

 最後に映画祭と賞の名称をチェックしようとして、ひっかかった。結局いわゆる「モントリオール映画祭」ではなくて、2005年に第一回が行われた「ニュー・モントリオール」だとわかったのだけど、この「ニュー」のサイトがなくなっている様子…。オフィシャルがあればすぐ確認取れたのに~。

 私も、戦争を体験した祖父について、母親にある質問をしたことがある(ただ、父方の祖父のことを母親に聞いたからなあ)。今でも繰り返し戦争のときのことを話しているので、そうやって話せるというのがひとつの答えかなとも思う。

 テキストの借用は映画館に許可をもらってます。著作権はそちらに。翻訳、日本語、ドイツ語に興味のある方、試訳の改良案などありましたら、どうぞお知らせくださいー。

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コメント

こんにちわ、ベルリンのkioです。
すみません、ここに書かれている事とは関係ないのですが、
はせさんの前のブログを読んでいて、
『大泥棒ホッツェンプロッツ』がドイツ語が気になったきっかけ・・と書かれていて、とっても共感してしまいました!!
私がベルリンに行く事を決めた時、でも、高校の第二外国語はフランス語をとってたし、アート的にはドイツが好きだけれど、ドイツに昔から興味はあったのかな?とふりかえって見たんですね。
で、そういえば、ホッツェンプロッツがドイツじゃない〜って思ったんです。私の大好きな童話のひとつで、こちらに来てから最初に買った本もホッツェンプロッツでした。はせさんのように、言葉に反応したわけではなく、ホッツェンプロッツが泥棒稼業をやめ、レストランを開く時の料理がいやに美味しそうだったこととか、不思議な味がするカボチャとかに反応してました(笑)これからもよろしくお願いいたします!

kioさん、こちらにもコメントいただき、ありがとうございます! ブログも読んでいただいたようでどうもです~。
そうですかー、kioさんもホッツェンプロッツでしたかー。あの本はなんだか体にまわりますよね。私も食べ物におおいに反応して、で、ドイツで初めて買った本がこれです。かぼちゃ~! イラストとか張り紙が出てきたりとか、もうとにかく全体的な雰囲気に惹かれて、ドイツに興味をもってしまいました。いま再映画化されて、ドイツで上映中らしいですよね?
こちらこそ、これからよろしくお願いしますー。

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プロフィール

  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
    読んだドイツ語本のリストはこちら

    出版翻訳について知りたいなら
    翻訳家のひよこ(ひよこの心得)
    ドイツ語圏のミステリーなら
    ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』
    がおすすめです。くりかえし読んでます。

    メールは hasefutaあgmail.com まで。

    <訳書>

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