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ふと思い出す

 今でも車を運転していてふと思い出すことがあります。

 そのとき私は、Göttingenゲッティンゲンという街でドイツ語学校に通っていて、週末Stuttgartシュトゥットガルトに住む知人を訪れる約束をしていました。
 自分なりに調べてみると、電車より車で行くほうが時間もお金もかからないよう。シュトゥットガルト-ゲッティンゲン間は400kmほどあるので、速い電車を使うとか鈍行を乗り継いでいくとかよりは、週末料金でレンタカーを借りたほうがよかったのです。
 1回くらいはドイツのアウトバーンとやらを走ってみたいと国際免許証は用意済み。そのころの私は免許を取って半年くらいで運転の楽しい時期、友人に車好きが多かったのでよく走り回ってたのです。
 今考えると、よくやったなあ、と。「知らない」からこそ思い切ったことができたんだよなあ。

 細かいことは省いて、とにかく念願のアウトバーン入り。道は広いしまっすぐだし、車はスピード出しやすくて、走りやすいー。日本では出したことのなかった150km/hとかで走ります。
 かなり行ったところでジャンクションがありました。スピード100キロこえたまま→ジャンクションのカーブにはいると→当然、車は滑り出す、のです。ガードレールに近づいていく。

 ああー、レンタカーがあああーーーーー。

 そのとき、車好きの友人の言葉が頭に浮かびました。
「ドリフトっていうのは~(なんたらかんたら)~、で、車体が流れたときに焦ってブレーキ踏んだら余計滑るんだよ。アクセルを軽く踏んで、ハンドルを滑ってるのとは逆の方向に切る」

 この状況でアクセル? 怖いながらも必死にそのとおりにすると、本当に、本当に、車の立て直しに成功。ああ、友人、心からありがとう。
 みなさんも、車体が流れたときは、とっさにブレーキを踏みたくなる気持ちを抑えて、アクセルをかるーく踏んでハンドルを逆に切るようにしてください。

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