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映画「らくだの涙」

 先日「らくだの涙」という映画を観てきました。

 映画の話の前にちょっと地元の宣伝。
 私、生まれも育ちも群馬なのですが、群馬県高崎市には「高崎映画祭」というすばらしいものがありまして。ここが中心となって2004年12月にミニシアター「シネマテークたかさき」ができました。かなりいろいろな作品が上映されていて、今回そこで「らくだの涙」を観てきました。(ドイツ公式サイト

 この映画は、一応ドキュメンタリーでドイツ映画となってます。でも、舞台はモンゴルでドイツ語はひとつも出てこないし、二人いる監督はそれぞれモンゴル、イタリアの人です。では、なんでドイツ映画となっているかというと――この二人がミュンヘン映像映画大学(HFF)の卒業制作でつくったものだからなんです。もうジャンル分けとか国分けとか意味ないんだろうなあ。(2003 ドイツ  監督・脚本 Byambasuren Davaa ビャンバスレン・ダバー Luigi Falorni ルイジ・ファロルニ)
 原題はThe Story of the Weeping Camel かDie Geschichte vom weinenden Kamel。どっちかよくわからん。観る気になったのは、ドイツでけっこう話題になってるようで面白そうだったから。

 「ドキュメンタリー」というのも微妙で、監督は「物語風ドキュメンタリー」と言ってます。ゴビ砂漠で遊牧生活を送る四世代家族とらくだたちの話。らくだが出産期をむかえ子供が産まれていくのだが、どうしても子らくだの面倒をみない母らくだがいる。そこで家族は音楽による伝統的な療法を施すことに―― 登場する人も、らくだも、エピソードも、実際のものだけど、すべてをそのまま撮ったというわけではないらしい。

 で、はい、面白かったです。らくだをあんなにじっくり見たことなかった。産まれたときの「こぶ」が見ものです。らくだってあんなに感情豊かなんだなー。人の表情もいい。音楽療法のシーンも印象的。ただ、テンポのせいなのかなあ、面白いのに途中ちょっと眠くなってしまった… たまにそういう映画ってありますよね…? あと、あの人たちの、人にも動物にも手をかけすぎない感じが興味深かった。

 その後もシネマテークたかさきで「炎のジプシー・ブラス 地図にない村から」と「ベルリン・フィルと子どもたち(原題"RYTHM IS IT! ")」というドイツ映画やってた。「ベルリン~」みたかったが、時間が合わなかった。でも、これはみたいー。ちなみにマンハイムAtlantis/Odeonで「らくだ~」「ベルリン~」上映中です。

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コメント

映画の紹介にやって来ました。
内モンゴルの映画で「天上草原」という映画です。
ぜひたくさんの方に見ていただきたくて参りました。
トラックバックしますので、興味がありましたらぜひ見てくださいね!

トラックバックありがとうございます。
mongolさんのブログと合わせ拝見しました。中国やモンゴル。いろいろな人がいろいろなことしてるんだなあと改めて思いました。どちらも一度は行ってみたい国です。
「天井草原」よさそうです。モンゴルの映画ってなかなか機会がないですよね。レンタルも難しそうだし、上映を逃すと見られなさそう…

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プロフィール

  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
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    翻訳家のひよこ(ひよこの心得)
    ドイツ語圏のミステリーなら
    ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』
    がおすすめです。くりかえし読んでます。

    メールは hasefutaあgmail.com まで。

    <訳書>

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