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翻訳・初仕事

 2005年1月、通っているドイツ語文芸翻訳講座の先生より実務翻訳の仕事をいただきました。初めての仕事としての翻訳、初仕事です。うひゃー

 前から先生は、授業の合間に「実務翻訳を頼まれることがあるからまわしてもいい」とか「翻訳を頼まれている本があるから、みなさんに下訳してもらうのも~…」とか口にすることがありました。
 しかし、どの程度本気なのかわからず、自分の訳が仕事として通じるかにも自信がなく。やらせるかどうかは先生が判断することだし、自分から言うのもなあ…機会があったら先生のほうから言ってくれるよねえ…などと思い、クラスの雰囲気としてもなんとなくあいまいなまま話は終わっていたのでした。

 勉強をして、翻訳業界のことを聞きかじったりして、知れば知るほど自分の中途半端さが…露呈……して…くる。でも、実際、勉強する前に思っていたより、翻訳は難しいんですよー。仕事を得るのも、難しいんですよー。

 アピールのためにホームページを作る、というのを翻訳雑誌で読んだのはだいぶ前のこと。そのうちブログの存在を知って、で、検討の末、書くことに専念できそうなブログを始めました。「ドイツ語」とか「翻訳」ってキーワードで、誰かの目に留まるといいなあとか思いながら。

 でもですねー、思ってもみなかったことがここで。リンクです。
 リンク先に、リンクのお願いとか報告のメールを送りました。書いてる途中で気付いたんです、「もしかして、ブログ、読んでもらえるかも」って。「ドイツ・ミステリー~」「翻訳家の~」「ドイツ語情報~」お三方とも「ドイツ語」や「翻訳」のプロ。(忙しい本業のかたわら、無償であれほどのサイトをやっているんですよ!)
 そういった方に、こういった形で目にしてもらえるかもしれない――

 そして、3名ともリンクを快諾して、丁寧な返事をくださいました。これは、なんて言うか、うわー返事ってくるものなんだなー、と。かなり背中を押されたんです。「たたけよ、さらば開かれん」な気持ち…

 勢いだか調子だかに乗った私は、先生にメールを。下訳について聞いてみます。まだ早いか判断するのは私じゃない、先生さ。
 返事は「話が進んでない、頼んでもいい、でも他の人もいるから一人でというのはちょっと」というものでした。一読したときは「頼んでもいい」に一喜したのですが、よく読むと遠まわしな「お断り」にもとれて一憂。

 ところが、それから間もなく先生からまたメールがきます。他の授業の教え子より仕事の連絡がきた、と。条件付だが連絡してはどうか、と。これは結果だめだったんですけど、その1ヶ月ほどあと、またメールが。これが、今回の初仕事、となりました。

 えー、翻訳の仕事といってもいろいろあると思うのですが、はっきり書きましょう。
 内容は医療機器、ページ数は8ページ(半分いかないページもある)。期限は2週間くらい。あとでわかったのですが、またの可能性も全くなくはないらしい。値段は…こういうのって書いていいんですかね?とりあえず省く。ありがたいことに、「これくらいの分量なら期限2日というのもある中、料金の面を見ても未経験者がもらうにはいい条件の仕事」(先生の言より)です。

 本とか何十、何百ページとかのものを想像してた方、すみません。でも、分量が少なかったからといって、「小さい仕事」とは言わないぞ。仕事は仕事だし、充分いっぱいいっぱいだった……!

 こうして、初仕事がやってきたのでした。

                    (2)へつづく

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  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
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