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 12月6日付け読売新聞、読書欄「名作 ここが読みたい」より。
「なまめかしいのに純真」
 光浦靖子氏が「瓶詰地獄」(夢野久作 著)についてコメントしてます。このコメント、いいですよー。

「まず、日本語が素晴らしくいいんです。なまめかしいのに、純真無垢で。
 この作品も手紙の書き出しだけで惹きこまれません?とても丁寧でおりこうさん風なのに、悪ーい臭いがしません?言葉遊びが抜群でしょう?あー、コッチを使ったかぁ、ココとココを組み合わせるかぁ、と。やられたぁ、ですよ。作品のタイトルだけでもワクワクしますよ。例えば、「白髪小僧」「豚吉とヒョロ子」「人間レコード」。こんな短い言葉を与えられただけで、色んな事、想像しちゃいません?内容の前に、まず日本語をオススメします。」

 あー、本が好きなんだなあ、本を読む楽しみのひとつが、ものすごく表れてる、と思いました。このコメントだけでもわくわくしますよ。
 「瓶詰地獄」は私も読みました。「ドグラ・マグラ」はいつもタイミングが合わなくて、まだ読んでません。でもこれを読んだら、あーまた「瓶詰地獄」を、今度こそ「ドグラ・マグラ」を、うーん他の作品も、と「夢野久作」をやたら読みたくなってきました。
 今ちょっと調べたら、「青空文庫」でかなりの数が読めるようです。ああ…タイトルが、本当にすごい…… 

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