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ドイツ語を求めて―バイト

どうせバイトをするならと、ドイツ関連のバイトをいくつかしたことがあります。

 クリスマスグッズ、木工品の店「ケーテ・ウォルファルト」軽井沢店と、ドイツ文化会館(ゲーテ・インスティトゥート東京がある所)の一階のドイツレストラン「クライゼル」です。…両方ともなくなってしまったようですがね……

 ケーテ・ウォルファルトではドイツ語を使うことはありませんでしたが、なんと言っても取扱商品の多くは煙はき人形、ピラミッドなどを始めとするドイツ製品。一応お客さんに説明しないとなので、おおまかな知識も叩き込まれ。(おおまかですけどね。「ドイツ おもちゃの国の物語(川西 芙沙 文、一志 敦子 絵)」を読み直しましたけどね。…結構忘れましたけどね)
 その後ドイツに行った時に、「お、これ売ってたわー」とかそんな楽しみ方もできました。
 ドイツのケーテ・ウォルファルトとは提携?していて、日本支店というわけではなかったそうです。現在は「プリンツヒェンガルテン」として高輪、鎌倉、銀座で営業中のようです。

 クライゼルではときどきドイツ語を話せました。これはうれしかったですねえ。
 オーナーシェフの野田氏はドイツなどのレストランで修行された方。もうひとつの店舗「ツム・アインホルン」にいることが多くあまり話せませんでしたが、時間があるときは気さくに声をかけてくれました。
 ここのランチには、日本なのでパンかライスが付きます。で、ドイツ料理なのでメインにじゃがいももたいてい付きます。ドイツ人のテーブルで注文を取っていた時、「なんでパンやライスまで付くんだろう」といぶかしんでました。いやいやいや、日本人にとってじゃがいもは野菜なんですよー。食事には穀物類がほしいんですよー。

 他にも、ドイツ関係ではないけれどドイツ人がたまーに来る店でバイトしてました。輸入物の酒や食料品を扱っている「信濃屋」です。ワイン、ピクルス、お菓子などドイツの物も置いてあった。
 ここでは、ワイン売り場で外国の方に「Eiswein(ワインの一種)ありますか?」と聞かれた店員が、精肉売り場の「Eisbeinアイスバイン(ドイツの豚肉料理)」に向かって走り出す、とか、ピクルスの商品札に「ガーキン」と書いてあって「なんだろー? 会社名違うしなあ」と思っていたら「Gurken(きゅうり)」のことだった(英語読み?)とか、ドイツ人に思い切って話しかけたら「ドイツ語わかる人いるんだねー。話すとき気をつけないとー」と言われるなどありましたが、やはり、一番印象深いのは、何年か前NHKドイツ語講座に出てたドイツ人が来たことだなあ。そのときの心境「あああ、ドイツ語講座の人だ! 若いおねえちゃん連れてる。テレビ見てますとか言いたいけど…連れの気分害すか?」結局、声をかけるのは断念しました。…おねえちゃん連れてる人に声、かけにくいもんなあ。

 さらにさらに。現在は、本当に運良くひとからの紹介をうけて、ドイツ語の家庭教師なるものをしています。今、外国語はネイティヴに教わるというのが主流と思ってたので、本当にありがたいですねー。純粋に「ドイツ語」でお金いただいてるわけですし。うわー、すごいなー。一応、地元の小さな英語塾でアシスタントをしていた経験はあるのですが、教えるって、やっぱり、難しいです…なあ……教える過程で感じたこと、勉強してきた経験、語学を学ぶ友達との話などから「外国語の勉強」「勉強法」についても、のちのち書いていく予定です。とりあえず。

 おまけ
 気になったので「ガーキン ピクルス」と検索してみたら、「ガーキン」で通っているようです。「ピクルスに使う小さなきゅうり」とのこと。じゃあ、英語でもそうなのかなと調べたら、gurkenとかgherkinと書くらしい。語源はドイツ語ではなくてオランダ語のGurkenだそうだ。ほー。

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コメント

ちわです。
メールくれてたのに、私事でゴタゴタしてたので返事も書けずにすんません。
でも、初めてカタギのお友達がブログを持ったので、記事の更新を楽しみにしてるわよん。

木の人形の話。
義母の従弟だかなんだかが、エルツで人形マイスターやってますが、
なんとか地元に買い物客&観光客を呼び込みたくて、四苦八苦しています。
産地はエルツなのに、肝心の客はローテンブルク等の西側に流れるのが、悔しくてたまらんらしい。
しかし、あの辺は交通の便も悪いし、おじさん一人の努力じゃどうにもならんわなあ。
地場産業はどこでも大変だ。

おお、ありがとうですー。初めての書き込みだー。(でも実は、まんが喫茶から挑戦してうまくいかなかった幻の一人目がいます)
なんかタイミングわるかったみたいですまんです。
そして。ははは、はい、すでにお気づきのように、更新滞ってます。なんとかします。

親戚にマイスターがいるとは聞いてたが、奮闘してるんだねえ。産地のエルツにはあんまり人が来ないのかー。なんか意外な気も。マイスター、大歓迎なのにね。でも交通の便か…
こちらのサイトErzgebirgische Volkskunst Collectionh http://homepage2.nifty.com/erz-collection/contents1.html 
知ってるかもだが、見た? 
ところで、いま目の前に置かれてるコンビニのサンドウィッチに"Ein Meister der Sandwich"と書いてあるのを発見。なんだー?

再度書き込みに挑戦です。
「ドイツ語のきっかけ」のところを読み、私も似てるなーと思いました。
私もなぜフランス語なのかと人に聞かれると、うまく説明できないかも。美術が好きだから、フランス文化に興味があるから、詩を原文で読みたいと思って・・・どれも理由になるけど、なんとなくフランス系のものにひかれるというのが一番自分の気持ちを表現しているような気がする。

最近の韓国ブームでますます隅に追いやられているドイツ語、フランス語ですが、これからもがんばって勉強して行きましょう。

では、また。

再度挑戦ありがとう。今度はうまくいってよかったー。
ねー、「なぜその言語?」って質問、なかなか答えにくいよねえ。縁があったと言うかなんと言うか… でもまあ、せっかくのご縁ですから、なんとか続けていきたいですよなあ。

野田シェフ好きでした。
いまのお店は、一人で入りにくいので行ってません。
クライゼルは高いのでなかなかいけないですが、野田さんは感じのよい人でした。

過去のものもいろいろ読んでくださったようで、ありがとうございます。
私もツム・アインホルンのほうへはまだ行ったことありません。これを書いたときにリンクの報告をしたら、「ぜひお店に」と言っていただいのですが、なかなか機会がなく。
野田さんは物腰の柔らかな方ですよね。さすがにキッチンでは厳しいようでしたが…。

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プロフィール

  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
    読んだドイツ語本のリストはこちら

    出版翻訳について知りたいなら
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    ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』
    がおすすめです。くりかえし読んでます。

    メールは hasefutaあgmail.com まで。

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