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ドイツ語のきっかけ

さて。はじめます。主にドイツ語やらドイツの本やらについて書いていく予定です。

 外国語を勉強するきっかけって人によっていろいろですよね。「その国に興味があって」「仕事で必要」などなど。そして、外国語を勉強しているとよく聞かれる質問も、これですな。というわけで、そのあたりから書いていこうかと。

 私のきっかけは、小学生のときに読んだ本です。学校の図書館でたまたま見つけたのでした。

「大どろぼうホッツェンプロッツ」  Der Räuber(Raeuber) Hotzenplotz
「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」  Neues vom Räuber Hotzenplotz
「大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる」  Hotzenplotz 3
     オトフリート・プロイスラー Otfried Preußler(Pruessler) 作  中村 浩三 訳
                   作品リスト:アマゾン(和書 / 洋書) Amazon.de
 
 タイトルどおり、大どろぼうが登場し、それに対するのはカスパールとゼッペルの少年二人組。
 話はたいへん面白く、そのうえ、いかつい大どろぼうたちが描かれたイラストが効果を増し、小学生の身には想像もつかない異国の食べ物も魅力的。
 で、一作目にホッツェンプロッツにつかまったカスパールがばかのふりをしようと、ホッツェンプロッツの名前をわざと間違えるシーンがあるんですね。「プロッツェンホッツ」とか「ロッツェンポッツ」とか呼ぶんです。これ、英語もまだ習っていなくて、他の国の言葉ってものの知識が何にもない子供の身には疑問でした。

「…ん? いや、日本語で書いてあるし、名前いれかえてるんだってのはわかるよ。文字をいじって別の言葉を作るのが、日本語でできるのはわかる。でも、他の国の言葉だと? 可能、なのか? どうやるんだ? これ読んだ子供はすぐに、名前かえてるってわかるの? いや、そうに書いてある以上わかるんだろうけど……もとの文だとどうなってるんだろう…?」

 これが、私がドイツ語に興味を持ったきっかけでした。
 その後もまんがなどでドイツ語を目にする機会があり、「ドイツ語かあ。なんかいいかも」と気になりつづけていました。もともと、本が好き、日本語が好きで、英語も先生に恵まれ好きだった。そのままの流れでドイツ語を勉強することを決めてましたねえ。
 まあ、きっかけとしては本当にささいなもので、自分でこれを書いていても「だからなんでドイツ語なの?」という気にもなりますが、なんか呼ばれた(心霊系っぽいか?)と言うか、惹かれたと言うかなんでしょうねえ、と思います。
 前に、日本語を勉強しているドイツ人と「何で日本語なの?」という話になったとき、その人も「自分でもよくわからないけど…日本語なんだよ!」とか言っていて、その気持ちはものすごくよくわかると思いました。

 そんな感じで今日もドイツ語の日々を続けています。いま聞いているドイツのラジオで、マンハイム(私がいた街です)気温1度と言っています。……寒いな、おい。日本も今年は天気がおかしくて風邪ひき多いですからね。みなさん、ご自愛を。

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コメント

私の場合はラジオドイツ語講座で「ドイツリート」なるものを聞いたのが、ハマったきっかけです。
こういうドイツ語の「はじまり」が書いてあると、とてもわかりやすいですね。

Papagenaさん、どうもです。
他にもいくつかコメントいただいてますし、そちらへもなかなか行っていないので、Papagenaさんのブログでまとめてお返事しますね。

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  • ぐんまでドイツ語を訳したり教えたりしてます。実務、出版、リーディング、チェック、いろいろします。名前はとりあえず はせ で。

    ドイツ語に興味を持ったのは、『ホッツェンプロッツ』を読んだのがきっかけ、でしょうか。
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